日本での感染が増えています。
厚生労働省・エイズ動向委員会の集計によると、2007年度1年間で、新たにエイズウイルス(HIV)に感染した人は1048人(速報値)。
5年連続で過去最多を更新する中、10年前の約400人と比べ、2.6倍に増えています。
そして、感染者の9割超は男性。
年齢別では、30代が全体の4割超、20代が約3割を占めていますが、特に急増しているのが40代。
7年間で61人から192人へと3倍超!
一方、感染経路は、同性間の性的接触が約7割、異性間接触が約2割。
やはり、異性間より同性間の接触の方が、危険度は高いようです。
他方、感染者のうち、エイズを発症した患者数は400人。
前年の406人から、わずかに減りました。
保健所などでのHIV検査が功を奏した模様で、昨年の検査件数は、前年より約4万件増え、過去最高の21万件超。
やはり、不安を感じたら、検査を受けた方がよさそうです。
これとは別に、献血でもHIV感染の発覚が目立っています。
日本赤十字社によると、献血によりHIV陽性と判明したケースは、昨年1年間で102人(速報値)。
初めて100人を超えました。
一方で、献血者数は約494万人で、5年連続の前年割れ。
献血者の数全体が減っている一方で、なぜか陽性のケースは増えています。
つまり、献血をHIV検査として利用している人が増えているということでしょうか。
ただし、「HIV検査を目的とした献血はお断りしています。
また、検査結果はお知らせしていません」(日本赤十字社)。
献血にはあくまで、「人命救助の精神」で臨むことが必要!と言えそうです。